原のりゆきの健康アトリエ
ホーム

メタボ対策呼吸法の応用として

1日たった2分の呼吸エクササイズ は


女性ファッション雑誌  「ELLE」 2008年11月号の中のヒーリングBOOKで 紹介されたものです。

          


疲れが取れて姿勢がよくなり、ウエストラインがスッキリする。

おなかの張り感が消えてスッキリし、肩・首が軽くなる。などなど・・・

人生が変わる原式呼吸法では
息を吐く事が出来ない人たちが増えてきているので 逆に吸う事を主体とした呼吸です。

しかし、ここでのエクササイズは吐く事を主体とした呼吸です。
後でも出てきますがほっぺたを大きく膨らましたまま吐く事が重要なポイントとなります。 (これも結構出来ない人が多いですよ)


ELLEバージョン

1、鏡の前に立ち、肩幅に足を開きます。
   朝であれば、親兄弟や友達と顔を合わせたときと同じように
   鏡の中の自分の右目左目を片方ずつの目に向かって
   「おはよう!今日もよろしく!」と声をかけてからはじめます。
   夜であれば「おつかれさん!今日もがんばってくれてありがとう!」など・・
   これにより自分を受け入れる体制をつくります。
   いろんな意味で運気が上昇します。
   (最近は鏡に映った自分の目がしっかり見れない人が多いんですよ)

2、鏡の前に立ち、肩幅に足を開きます。
   手の平を前に向けて右腕を(左右どちらから始めても良い)、
   息を吸いながら
   腕を伸ばしたまま後へ45度くらいまで引いていき止めます。(下手投げまたはボーリングの要領)
   (腕を後へ引くときに身体のひねりは自然にまかせる)
   手の平を前に向けたまま息を吐きながら腕を下ろしてきて
   (息を吐くときにほっぺたをおもいっきり膨らませながら吐くようにする。)
   そのまま前へ振り抜いていきます。(ゆっくりと下手投げでボールを放り投げる感じ)
   腕を止める位置は鏡に映った手が自分の胸の位置です。
   (まずはこの胸の高さからはじめて目の高さ、頭の30cm上と移動させます)

腕の角度は腕に問題のない方は自由に目の高さ、頭の30cm上、腕をまっすぐ真上などで行っても良いです。

3、手を前に出したとき手の平は上を向いています。
   息を吐ききるまで出来るだけ遠くへ指を伸ばしながら
   手の平を下に向けたり上に向けたりを3回ほど繰り返し最後は手の平を上で止めます。

4、2呼吸目 腕を伸ばしたまま後ろ45度まで引きながら息を吸う。
   同じ動作を今度は前に出した手を目の高さに変えます。

5、3呼吸目 腕を伸ばしたまま後ろ45度まで引きながら息を吸う。
   同じ動作を今度は前に出した手を頭の30cm上に変えます。

6、左も同様に行う。

7、ポイントは息を吐くときにほっぺたをおもいっきり膨らませながら吐くようにする。

片腕ずつ行いますので腕を振らない側の腕は腰に手をかけてもよいし、
自然に任せても良いと思います。
左右のバージョンもありますがまずはここまでをやってみてください。


原式呼吸法と同様の結果がでてきます。

・内圧により胸も肋骨も開き姿勢も良い状態になる。
・おなかまわりがスッキリしてくる。
・肺の奥まで空気が行き渡り肺が落ち着く。
・内圧により肺を内側から押し広げる事が出来る。
(縮んでしまった肺のしわを内側からアイロンをかける)
・横隔膜のストレッチが自然と行える。
・内臓を定位置へ戻す。
・普段の呼吸がゆったりとした大きな呼吸になる。
・疲れにくくなる。
・睡眠がとり易くなる。
・物事に集中しやすくなる。
・肌がきれいになる。
・気持ちが落ち着いてくる。
・顔の表情が穏やかになる。

ここでは足を肩幅に開いたまま行っておりますが、前後に開いても良いし腕の振り下ろしと同時に足を移動させてもよいです。
また、前後だけの腕の振りではなく、左右への腕の振りでもよいですよ。
いろいろと応用させて行っていただければ嬉しく思います。