原のりゆきの健康アトリエ
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原式呼吸法では
息を吐く事が出来ない人たちが増えてきているので 逆に吸う事を主体とした呼吸です。

しかし、ここでのエクササイズは一般的な吐く事を主体とした呼吸です。
後でも出てきますがほっぺたを大きく膨らましたまま吐く事が重要なポイントとなります。 (これも結構出来ない人が多いです)


メタボ解消に繋がる
自分自身の体調や姿勢を整える呼吸  基本編 (メタボ対策呼吸)
                                              原 のりゆき
         
足を肩幅に開き自然に立つ。
腕は身体の横に自然に添えて、手の平だけを前方に向ける。
最初にからだ全身に残っている空気を全て吐き出すイメージで息を吐く。
口をすぼめて細く長く口から息を吸い込む。
息を吐く時は風船や浮き輪に空気を入れる時の様に顔全体を膨らませるて口から息を漏らすように吐く。(顔のストレッチになる)

はじめは
吸ったり吐いたりする場所になれるために普通に自分なりの呼吸でやってみるとよい。

上記を元に
1.息を口をすぼめて細く長く吸うその時軽く肘を少し曲げながら肘に吸い込むイメージ。
 吸った息を肘の内側から前方に吐き出すイメージ。

2. 息を口をすぼめて細く長く吸うその時軽く膝を曲げながら膝に吸い込むイメージ。
 吸った息を膝を伸ばしながら膝のウラから真後ろに吐き出すイメージで口から顔一杯膨らませて吐く。
 
3. 息を口をすぼめて細く長く吸うその時目を意識し目から後頭部に向けて吸い込むイメージ。
 吸った息をおでこから吐き出すイメージ。

4. 息を口をすぼめて細く長く吸うその時おへそを意識しおへそから吸い込むイメージ。
 吸った息を腰を掛けるようにお尻全体から吐き出すイメージ。

上記が一巡終ったら
次は鼻から息を吸ってみる。吐くときは上と同じように口から顔一杯膨らませて吐く。
口で息を吸ったときと鼻で息を吸った時の違いも感じながらやってみてください。

順番に 口と鼻 両方から吸う事を基本呼吸とする。(あたりまえですが口からも鼻からも息が吸える事が大切)

ここから応用として腕を振ったり身体を捻ったりしていくと(ELLEバージョンなど)
数分間でからだ全身が熱くなり、気持ち良い発汗が起こってくる。
同時に、身体に一本筋が通ったようにシャキッとしてくる。
当然呼吸が深くなり、身体全身への酸素の供給が容易になるので疲れにくくなる。
一石二鳥にも三鳥にも十鳥にもなるので、是非毎日続けていただきたく思います。

・肺の奥まで空気が行き渡り肺が落ち着く。
・内圧により肺を内側から押し広げる事が出来る。
(縮んでしまった肺のしわを内側からアイロンをかける)
・肺のしわが伸びた分だけ肺の内容量が増える。
・内圧により胸も肋骨も開き姿勢も良い状態になる。
・横隔膜のストレッチが自然と行える。
・内臓を定位置へ戻す。
・おなかまわりがスッキリしてくる。
・普段の呼吸がゆったりとした大きな呼吸になる。
・疲れにくくなる。
・睡眠がとり易くなる。
・物事に集中しやすくなる。
・肌がきれいになる。
・気持ちが落ち着いてくる。
・顔のストレッチにもなるので表情が穏やかになり顔が引き締まってくる。